うん - Na, und?

先月久しぶりに参加したアンサンブルの会。当日の娘の預け先もみつからないし、どうしたものか…と思っていたところ、「お子さんを連れて参加される先生もいらっしゃいますよ」とお声がけいただき、娘を連れて参加してきました。

結局演奏中、娘が泣いて抱きつくものだから、抱っこしたまま演奏。。会の先生方は本当に優しく受け入れてくださり、恐縮も恐縮でした…。今は、練習をがんばって参加することくらいしか、この御恩をお返しする方法が思いつかない。

会には多大なご迷惑をお掛けしたけれど、自分自身としては充実した時間でとても嬉しかった。この日の外出自体が、自分主体のお出かけだったということも嬉しくて。しかも、そこに娘が協力してくれている。夫も笑顔で送り出してくれた。

本当に嬉しかったから、「ママ、今すごく嬉しい。ありがとね、一緒についてきてくれて」と私が言うと、「うん」と応じる娘。そっぽ向いてるし、そっけないんだけど、たまらなくいじらしい。

 

 

 

練習 - die Übung

気がつけば前回の更新から1ヶ月超。

娘の保育園は、9月は決まらず。想定していたことだけれど、レッスンの再開はかなり厳しい。10月からの保育園もかなり微妙。ああもう月末だ。

 

今月は、ヴァイオリンのレッスンに、コレペティのような感じで同伴。コレペティなんて名ばかり。一緒にレッスンを受けることができて、至福の時間を過ごしました。ブラームスのヴァイオリンソナタを中心に、その他小品を色々と。「ウィーン時代を思い出すねー」「久々に音楽に浸ったねー」なんて言いながら。

ヴァイオリンソナタとは言っても、ピアノの比重はかなりのもので、半年間ご無沙汰だった私が弾けるのか?弾けんやろ!という大曲で、でも家族総動員で娘のお世話などお願いして練習に励みました。こんなふうにしたらまた音楽に取り組めるんだ、というのと、ここまでしないと取り組めないのか、、ということが分かった、複雑なはざまに今おります。

 

昨日は、半年ぶりの(いや、もっと??)ピアノアンサンブルの会に出席。練習は、前の晩、目を擦りながら1時半までやったけど、付け焼き刃すぎて、、、涙。

そう、帰国して1ヶ月、改めて感じたことが色々とあるのです。練習は、せんといかん。

 

 

 

さてさて - Nun,

先日、無事帰国した。

早速週末は、お世話になっている先生と発表会の打ち合わせや、生徒たちへの帰国の連絡。家では夫と今後のレッスン再開についての話し合い。(という名のバトル)

未来へのわくわくというより不安の方が大きく、時差ぼけもあり、夜まるで眠れず、久しぶりに図書館で借りた本を読んだ。それこそ久しぶりのまとまったひとり時間だ。読書、良いものですね、久しぶりにゆっくりと自分の悩み相談に乗ってもらったみたい。

寝不足でぼそぼその目をしぱしぱさせながら、よし、今週から再起動だ、と一人誓う。そしてこれを機に、早寝早起きの定着だ。さあがんばれ、わたし。

 

 

 

 

ままがおこった - Mama wurde wütend

最近、いらいらの沸点が低すぎる…。「ま、いっか!」が、「ふん、もういいか、知らん!」になることが多い。よくない。

いらいらしても、娘には怒らないようにしていたんだけど、今朝も朝食時、座ってもないのに食べようとしたり、座りながら食べたりするから、「だめよ、座ってからよー。」「だめよ、座って。」「座りなさい。ほら、座りなさい!」「まったくもう!」と、徐々に声は大きくなっていった。

娘はというと。「ぱぱ? ままがおこった。すわりなさいって。」と、きょとんと報告。それがなんだかとても可愛くて、思わず笑ってしまった。夫も、「そうだねー、まま、怒ってるねー」と苦笑い。あっという間にいらいらも吹き飛んで。こんな些細なことで、怒ったり、笑ったり。そんな毎日です。

 

 

 

笑顔で - mit einem Lächeln

なんだか最近ちょっと切ない。

家族の中で太陽のようでありたいと思いながら、全然そんなふうにはできていなくて、でも、これでも私なりに精一杯やっているんだけど、そんな「私なり」なんて、言い訳にしか聞こえんよ、と自分で自分に思ってしまう。

ついつい、ふと気づくと後ろ向きな考え方になってしまう癖を、そんな癖も笑顔で「まぁいっか!」と振り切れるように癖づけたい。

 

 

 

戸畑 - TOBATA

帰る準備をしています。戸畑の家へ。

準備といっても、持って帰る必要のないものを選別したり、冬物をたたんだり、くらい。もともと、旅行鞄だけでやってきたので、荷物もそんなに多くはない。

その他に。行きたいところへどんどんいってる。今月の平均歩数は一万歩超。もともとが在宅ワーク(というのかな?)ですから、これは私にとってはすごい数字なのだ。しかも、結構重たい負荷(娘)をかけて。

戸畑に帰っても続けたいな。

 

 

 

車 - das Auto

ずっと車の運転免許を持っていなかった私だけど、こちらへ来る前に免許を取った。自動車学校の教官には、「マニュアルの免許が必要な理由があるんですか?オートマじゃだめなんですか?」と本当に毎度毎度聞かれ、へこたれそうになったこともあったけど。無事に取得できた。

そして先日。レンタカーを借りて、出掛けた。

想像していたのは、対向車もいないような田舎道、草原を眺めながら、のんびりと優雅に。

しかし現実は違った。高速道路こそ走っていないものの、まるで高速で後ろから迫り来るバイクにブンブン言われたり、出口のわからないラウンドアバウトをぐるぐる回ったり、そうそう、エンストもしたっけ。焦りすぎて、もはや記憶がこれくらいしかない。

失ったものは、自信。

得たものは、若干の記憶と経験、そして「車の運転はもう結構」という気持ち。

 

結構なとほほ体験であった…

 

 

 

marikasuwa