なみだと豆板醤 - Traeuen

今日、本当に不覚にも、色々な思いが溢れてきて娘の前で泣いてしまった。理由は様々あるので書ききれないけど、文字通りこらえきれずに溢れてしまった。

娘は、「なみだがでちゃってるねぇ」といって私の顔を触ってにこっ。その後おもむろにキッチンの方へ行って、戻ってきた彼女の右手にはオレンジジュース、左手には豆板醤。「はいどーじょ」といって私に差し出してくれました。

痛いとか、悲しいとか何かの理由で私が泣いているのを理解して、彼女なりの優しさでもって慰める方法を考えてくれたんだと思う。泣いた時って、何か冷たいもの飲んだらすっきりするもんね。ありがとう。豆板醤は、きっと彼女なりに「じゅーすだけじゃなくてなにかほかにもげんきがでるものを」ということでこれだ、と選んだのだと思う。本当にいじらしい。

ちなみに我が家の冷蔵庫は1歳の娘の身長より低い小型サイズで、娘でも容易に開けられます。以前は勝手に開けて全然閉めないことにほんっとうにいらいらしていたのだけど、そこはもう悟りの境地、電気代が死ぬほど上がるわけでもないし、中の食材がそんなに瞬時に痛むわけでもないし、いらいらすることこそ無駄!と思って最近はやり過ごせています。本日も御多分にもれず、豆板醤を戻しに行ったら開いていました、冷蔵庫。

ちなみに。持ってきてくれたオレンジジュースは、「のみたい」といって娘が飲みました。完全に親ばかですが、本当にいじらしくてかわいいです。

 

 

 

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