ショベルカーにのる - der Bagger

先月、初めてキャンプファイヤーの集まりに参加した。とても楽しかったので、今月もまた参加したくて行ってみたら誰もいない。会場の人に聞いてみたら、7月8月は夏休みだからやってないとのこと。そうだった、ウィーンに住んでた時もそんな感じだった、7月に入った途端、みんなバカンスに行ったり外国のセミナーへ行ったり、日本人の友人は帰国したり、ウィーンからいなくなった。当時のことを、肌で感じるように思い出して、急に寂しくなった。ここへきてホームシックか。

 

娘はそんな私の心を知ってか知らずか、相変わらずの好奇心旺盛。そのお陰様で、なんと、念願のショベルカーに乗った…!

工事現場で、「あれにのる」と娘は言い始めた。あれって、今動いてるあのショベルカーのこと???へ??困惑する私をよそに、「おじさんにきいてみる」と言う娘。え、、聞いてみるって、私が聞くんよね?あのコワモテのおじさんに?乗せてくださいって?しかも今まさに工事中なんやけど。。。

でもここは。娘のために。そう思うと、英語が苦手とか、お仕事中の人に話しかけたら迷惑かもとか、もっと話しかけやすそうな時に(人に!)とか、そういう「挑戦しない理由」をかなぐり捨てて、話しかけた!ほんと、がんばった、わたし!

そして、乗せてもらえました(涙)ずっと乗りたいと思っていたのよね、絵本とか、テレビとか見るたびに、のりたいねぇと話していたもんね。よかったねぇ。

私は私で、娘の笑顔を作ってあげられたこと、そのために勇気を持てたこと、嬉しかった。

気がつけば、あっという間にホームシックなんて何も感じなくなっていた。娘も私も笑顔。そんなふうに導いてくれたんだろう。ありがとう。

 

 

 

marikasuwa